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R&D

R&Dは我々が愛しているもの、ロードバイクのエアロダイナミクスやMTBのサスペンションデザイン、ホイールセットの剛性を見ることに使用されます。

R&Dについて少しご紹介します。

Aerodynamic Surface Trip (AST)

エアロダイナミクスに優れたバイクを作るとき、チューブ形状がそれを決める最も決定的な要素であることが知られています。

横風がフレームに沿って通過した際に風が乱れることが空気抵抗の増加につながることが研究で判明しています。

+/-20度の風というのが現実的に多く発生する横風の角度です。

我々はその角度の範囲内を集中的にテストし、我々のデザインが現実世界のコンディションの中で最適化されることを目指しました。

翼形の細長いチューブ形状が風の乱れを最小化することにより空気抵抗の減少につながることが分かりました。

それ故に我々の研究目標は今市場に存在しているバイクを超えた空力性能を持つバイクを作る為、どのように空気抵抗の発生を抑えるのかという事にフォーカスしました。

プロジェクトのテーマは‘Aerodynamic Surface Trip’

風がフレームとフォークにぶつかるとき、空気の流れは境界層の相互作用により自然に減速します。

乱れの少ない空気層の方が摩擦係数が低く、少ない力でチューブに沿って流れていきます。

我々のASTでは表面を流れる風の層を広くとり、空気が離れる点を後ろに移動させることに注力。

乱流の発生を少なくし、且つ、通り抜ける際の風の渦のサイズを小さくすることでエアロダイナミクスのパフォーマンスを改良しました。

 

 ASTテクノロジーを融合したBoardmanエアロフレームは後端が切れた形状のエアロフレームと比較しても特筆すべきアドバンテージを獲得しました。

これは比較画像を見ても明らかです。

これにより総合して2%の空気抵抗を低減することに成功しました。

約6ワット、1時間の走行で23秒の総合タイム短縮につながります*。

*毎秒13mの風を想定しています。(正面から見て10°の角度からの横風)

*後端が切れた形状のエアロフレームと比較して2%の削減

 

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